五十肩と呼ばれますが、50歳でなるとは限りません。
五十肩のよくある症状は、
最初は何となく痛くなってくる事からは始まります。
特に何をしたという覚えはないのです。
「そのうち治るだろう・・・五十肩だろう!」
そう思った皆様! 治ればラッキーですが、
五十肩はだんだん悪化してしていくことでしょう。
痛みだけなら我慢したらいいです。
でも多くの人が涙を流すのは
夜間痛です。五十肩の痛みは虫歯の痛みと似ているのです。
とにかく痛くて仕方がない。
布団に入っても、腕がうずいて痛くて一睡も出来ない。
これが1日や2日ではないのですよ。絶えず、毎日皆さんを苦しめるのです。。。
私が治療したTさん(女性、55歳)は
「五十肩が治らないのなら死んじゃいたい。。。」
ポロポロと涙を流しておられました。
何とかしてあげたい!!!
この俺が五十肩を治してやる!!!
安心してください!!! 勇ましい〜
これが僕らの理想の姿 まるでブラッ○ジャック先生
「治療受けていますので大丈夫です・・・」
こう 言った皆様!
本当によくなっていますか!?
よくなってないでしょう〜
正直言いましょう!
人の力では五十肩は治せません。
おっと! 言い方まずかったかな。
治るんですけど、治療家が治す事は出来ないのです。
「うっそ〜ほんと〜」
ほんとほんと。なのです。自分の力で治る以外にはないのです。
ちなみに、私の観て来た五十肩の方は、100%治ってます。的確な指示と経験で、いつ何をしていけば早く治るかを知っています。そして、痛みのコントロール方法も知っています。
でも、やはり奇跡とまではいかないのです。
やはり時間が必要です。そして、自然治癒力!
ここで、整理しないといけませんね。
読んでくださる皆様の中には同業者もいるでしょうし、
医療従事者もいるでしょう。
誤解を招かないようにしないといけません。
いわゆる肩の疾患について簡単にまとめましょう!
先ずは五十肩の痛みで通常疑われるのは
◆上腕二頭筋腱炎
◆三角筋挫傷
◆肩関節脱臼
◆回旋筋腱板障害
◆肩鎖関節離開
◆インピンジメント(圧迫)症候群
◆癒着性関節包炎→よく言われる五十肩
◆疼痛性硬縮症(肩関節周囲炎)→よく言われる五十肩◆胸郭出口症候群
などがあります。
誤解しないで頂きたいですが、
まだ他にも原因はありますです。
【五十肩の原因】
完全に解明されているわけではないようです。
通常は五十肩としてよく見受けられるのは
上記の
癒着性関節包炎→よく言われる五十肩
疼痛性硬縮症(肩関節周囲炎)→よく言われる五十肩
が多いようです。
過去に痛めた小さな外傷や、ちょっとした関節炎などをしっかり治療していなかったために、後になって五十肩として出現するといわれています。
【五十肩の治療】
五十肩の治療は急性期と慢性期によって違います。
急性期は基本的には、アイシングと休養、運動は禁物です。
※よく運動しなさいという人がいますが、運動する時期があるのです。
間違えたら、悪化させます。
慢性期には暖めて血液循環をよくする事と、運動です。
癒着があれば、治るのには時間がかかります。
五十肩が治っていない人を見たことがないので、あまり心配は要らないと思いますが、五十肩の痛みは何とかしたいですね。
大体において、鎖骨の対処が五十肩の痛みには大きく左右するようです。